2015年6月13日土曜日

関ジャニ∞がロックバンドを圧倒する日が来る? 新曲で見せた“音楽的格闘”を分析 (リアルサウンド) - Yahoo!ニュース.より




関ジャニ∞の、とくにデビュー当時のありかたについては、特異な道を歩んでいると言われることがしばしばあるけど、ジャニーズの歴史を踏まえて見ると、そこまで変わったものだとは思わない。シブがき隊的なノベルティ要素として、忍者的な祭りだの演歌だのといったジャポニズムが投入された、と思えば、むしろけっこうジャニーズ的な遊びかただと言える。ただし、関ジャニ∞の場合、そこに「関西」という別の変数が入ってくるので、これを処理しようとしたときに、かなりヘンテコなスタイルになる。「関西」という側面をどのように打ち出すのか。その点、やはりジャニーズWESTにも似たものを感じる。個人的には、カール・ダグラスやKC&ザ・サンシャインバンドといったディスコのデータベースを用いながら、見事に「関西」感を打ち出した(ごまかした?)「関風ファイティング」に、その頂点があると感じている。というか、単純に曲が良い。そして、服部良一トリビュートに収録された、笠置シヅ子「買い物ブギ」のR&B調のカヴァーによって、関西/ノベルティ感はとりあえず一段落したと見るべきだろう。

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